私の地元である大阪のサッカーチーム、ガンバ大阪のパトリック選手が帰化を希望しているということを母国のメディアで語っていました。2018年W杯では日本代表としてプレーをしているかもしれません。
今回は、行政書士としてパトリック選手が帰化をするために必要なことについて考えていきたいと思います。
他に帰化申請に役立つエントリーはこちらです。
パトリック選手が日本国籍へと帰化するためには、どのような条件が必要になるのでしょうか?
パトリック選手の場合、最も問題になるのが日本に居住している年数です。
帰化をする場合、原則的には5年間日本に住むことが必要になります。
つまり、パトリック選手に関しては2016年現在3年間しか日本に居住していないため、最低あと2年は日本国籍を取得することができないことになります。
そのほか、日本語をどこまで話すことができるのか?ということも気になるポイントです。日本語能力も帰化するためには必要(日本語能力試験3級程度)になるからです。
現状パトリック選手が帰化をするための問題はこの2点になると思われます。
残りの帰化の条件は?
生計要件、素行要件、思想要件などがありますが、プロサッカー選手で活躍もしているので、生計要件(収支が赤字じゃないかどうか)はクリアしていると考えられます。
素行要件に関しては
ガンバ大阪と契約をしているので、税金関係はしっかりと管理していると思われるので、滞納などはないはずです。ただ、交通違反なども素行要件として見られるので、何度も繰り返している場合は注意が必要ですが、クリアをしているでしょう。
思想要件に関しても
日本を破壊するような思想は持っていないと思われますので、大丈夫だとは思います。
パトリック選手が帰化をするために
必要なことは2年間日本に居住し、日本語能力の向上、交通違反等を繰り返さない、税金や年金などを滞納しない。などに気をつけていけば良いということになります。
2018年W杯に出場したという 帰化の動機もあることですし、 2年後は日本代表として活躍することを期待して待っておきたいと思います。