建設業許可

京都府で建設業許可申請をする際に役立つエントリー

500万円以上の工事を受注する場合などには建設業の許可を取得する必要があります。

建設業許可は営業所が1つの都道府県内にのみ存在する場合、契約を締結する営業所を管轄する土木事務所等に建設業許可申請を行う必要があります。

そこで今回は京都府で建設業許可を取得する際に役立つことを考えていきたいと思います。

京都府で建設業許可の取得を検討している建設業者の方の参考になれば幸いです。

建設業許可については以下の記事でも詳しく解説しています。↓

京都府の建設業許可の申請先は?


京都府で建設業許可の申請を行う場合は、営業所の所在地を管轄する土木事務所等にて申請することになります。
以下、各管轄の申請先です。

京都市に営業所がある場合(京都市西京区大枝、大原野を除く)

・提出先:京都土木事務所 企画・総務契約課
・住所:〒606-0821 京都市左京区賀茂今井町10-4
・電話番号: 075(701)0169

向日市、長岡京市、大山崎町、京都市西京区(大枝・大原野)

・提出先:乙訓土木事務所 企画・総務契約課
・住所:〒617-0006 向日市上植野町馬立8
・電話番号: 075(931)2156

宇治市、城陽市、八幡市、京田辺市、久御山町、井手町、宇治田原町

・提出先:山城北土木事務所 総務契約課
・住所:〒610-0331 京田辺市田辺明田1
・電話番号: 0774(62)0047

木津川市、笠置町、和束町、精華町、南山城村

・提出先:山城南土木事務所 企画・総務契約課
・住所:〒622-0041 木津川市木津上戸18-1
・電話番号:0774(72)1152

亀岡市、南丹市、京丹波町

・提出先:南丹土木事務所 総務契約課
・住所:〒622-0041 南丹市園部町小山東町藤ノ木21
・電話番号: 0771(62)1527

舞鶴市、綾部市

・提出先:中丹東土木事務所 総務契約課
・住所:〒623-0012 綾部市川糸町丁畠10-2
・電話番号:0773(42)1020

福知山市

・提出先:中丹西土木事務所 企画・総務契約課
・住所:〒620-0055 福知山市篠尾新町1-91
・電話番号:0773(22)5115

宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町

・提出先:丹後土木事務所 総務契約課
・住所:〒626-0044 宮津市字吉原2586-2
・電話番号:0772(22)3244

上記の土木事務所等に建設業許可を申請することになります。
まとめると以下になります。↓

<参照:京都府 建設業許可手引きより一部抜粋>
営業所の所在地によって提出先が異なりますので、間違えないよいうに注意する必要があります。

申請の受付日時は?


建設業許可申請の受付日時は以下のとおりです。

受 付 日:月曜日~金曜日(休日、祝日、その他閉庁日を除く)
受付時間:9時00分~12時00分、13時00分~16時00分

また、京都府知事許可を申請する場合の申請書の部数は、正本1部・副本2部(府提出分及び申請者控え)の合計「3部」です。(申請書以外の提出書類(各種証明書・営業所写真等)の提出部数は1部です。)

京都の建設業許可申請を行う場合に必要な書類は?


建設業許可申請を行う場合、多くの書類を作成、収集する必要があります。
具体的には
・建設業許可申請書
・役員等の一覧表
・営業所一覧表
・専任技術者一覧表
・工事経歴書
・直前3年の各事業年度における工事施工金額
・使用人数
・誓約書
・健康保険等の加入状況
・貸借対照表
・損益計算書
上記は一部ですが、多くの書類を揃える必要があります。
大阪府で建設業許可申請をする場合について書いている記事ですが、基本的には同じなので、詳細は以下の記事を参考にしてください。
具体的な記載例等も掲載しています。

京都の建設業許可申請には営業所の平面図が必要


大阪や奈良、兵庫等では提出を求められませんが、京都府(山城南土木事務所等)で建設業許可申請を行う場合は、営業所の平面図も提出することを求められます。
この平面図には事務機器の場所や入り口、トイレ等の場所も明示して提出する必要があるので、間違えないように注意が必要です。

また、営業所の写真の提出も必要になるので、以下のポイントに注意して撮影することが必要です。

・建物外部の全景(看板、住居表示等を確認できるもの)
・建物内部(メールボックス、テナント表札等を確認できるもの)
・営業所入口(申請企業名を確認できるもの)
・営業所内部(電話、机等の什器備品を確認できるもの)
・建設業法第40条に定める標識(いわゆる「金看板」、36頁参照) ※新規の場合は不要

※すべて3か月以内に撮影されたものであることが求められます。

営業所の写真については以下の記事で詳しく解説をしています。↓

まとめ


今回は京都府で建設業許可申請を行う場合に役立つことについて考えてきました。
建設業許可申請は多くの書類が必要となり、また準備すべき書類も多くなることから、難易度が高く、とても時間がかかるものです。

そのような時に、行政書士等の法務の専門家に相談することで、効率的に許可取得までサポートが可能なのでお勧めです。

建設業許可を取得を検討している建設業者の方は、ぜひ一度行政書士に相談してみてください。

今回の記事が京都府で建設業許可の取得を検討している方の参考になれば幸いです。

以下の記事もよく読まれています。↓

関連記事

最近の記事

  1. 介護分野の特定技能協議会の加入について

  2. 大阪で民泊許可をもらうために役立つエントリー

  3. 大阪で古物商の許可申請をする際に役立つエントリー

  4. 沖縄県で建設業許可申請をする時に役立つエントリー

  5. 特区民泊の許可実績について