大阪で法務事務所を検索すると沢山の数の法務事務所を見つけることができます。そうなると、いったいどの法務事務所に相談すればいいのか、わからなくなってきます。
今回は法務事務所にご相談を考えている方の参考になるように、大阪に事務所を構える法務事務所について書いていきたいと思います。
法務事務所に相談する前に読んで欲しいこと
1、法務事務所がある所在地の確認しよう
法務事務所の所在地を確認することで、その事務所が自宅で開業しているのか、それともオフィスを借りて開業しているのか判断できます。
所在地を確認する理由は、最近は事務所を設けず自宅で開業する行政書士が増えています。その場合、固定費がかからないので副業で行政書士業務を行っている可能性や、そもそも必要な経費もかけることができていないので、業務を行っていない可能性もあります。
ですので、まずは事務所の所在地を確認して、自宅開業なのかオフィス
を借りて開業しているのか確認をしてください。
2、ホームページがあるか確認しよう
法務事務所のホームページがあるか確認してください。また、ホームページを無料ソフトで自作している場合もあります。できるだけ、ホームページが存在し、無料ソフト(無料ソフトは他社の広告が表示されます。)で作成していない、法務事務所の選択をお勧めします。
3、見た目で判断しない
行政書士は資格を取得すれば開業できます。そして行政書士はある程度年齢を重ねてから開業する方が多いのが実情です。実際、実務経験がほぼない方もいますので、年齢を重ねて雰囲気があるからと安易に選択しないことをお勧めします。また反対に、若くてもバリバリ実務をこなしている行政書士も存在しています。
4、親身になってコミュニケーションをしっかりとってくれるか?
行政書士を含め士業と呼ばれる職業は「先生」と呼ばれることが多くあります。そうなると上から目線でお話をする方も実際存在しています。
問題解決のために対等な立場で、親身になってコミュニケーションをとってもらえる行政書士を選択することをお勧めします。
法務事務所とは?
法務事務所とは法、法令、法律や司法に関する事務、業務、あるいは職務を遂行する事務所です。
しかし、
訴訟等の業務は弁護士
不動産登記は司法書士
帰化や行政に提出する許認可業務等は行政書士
といったように独占業務が存在しています。
法務事務所を英語に訳すと?
「law office、legal service office」となります。
ちなみに、行政書士事務所は、「administrative scrivener’s office」となります。
最近、ネットからご相談に来られた依頼者からの相談内容ベスト3
1位、中国国籍の方からの帰化申請のご依頼
日本国籍へと帰化申請をしたいが、収集する書類が多く、また専門用語が多いためどのように進めていけば良いのかわからない。このようなご相談を多く頂きます。
2位、会社設立+各種許認可申請のご依頼
新しく会社を設立して、ビジネスを始めていきたい。しかし、そのビジネスをするにあたっては、許認可をとらなければいけない。最近はこのようなご相談も多く頂きます。
例えば、
会社設立+古物商許可申請
会社設立+宅建業免許申請
会社設立+建設業許可申請
会社設立+運送業許可申請
会社設立+旅館業許可申請
等です。ビジネスを行うにあたっては、行政から許認可を取得しなければ無許可営業として罰せられる業種もありますので注意が必要です。
3位、遺言、相続手続きの相談
息子、娘のために遺言書を残しておきたいのですが、どのように記載すれば良いのかわからない。遺言書の種類は?
また、相続人調査、財産目録の作成、遺産分割協議書の作成などの相続手続きのサポートしてほしい。といったご相談も頂いております。
まとめ
法務事務所と一言でまとめても、大阪だけでも多数の事務所が存在します。法務事務所へのご相談を考えている場合は、上記内容を確認してみてください。