近年、行政書士試験の難易度は難化しつつあります。しかし、行政書士として独立開業するには行政書士試験を合格する必要があります。今回は行政書士試験の難易度を含め行政書士試験について書いていきます。行政書士試験の受験を考えている方の参考になれば幸いです。
行政書士試験の試験日はいつ?
毎年11月の第2日曜日に開催されています。(毎年1回)
また、行政書士試験には受験資格がなく、誰でも受験することが可能です。
受験料は7,000円となっています。
行政書士試験の試験科目は?
法令等科目については
憲法、行政法、民法、商法、基礎法学の中から46問出題されます。
一般知識等科目については
政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解から14問出題されます。
行政書士試験の合格率は?
行政書士試験の合格率は平均すると概ね8%前後となっております。
しかし、試験年度によってばらつきはあります。
近年で最も合格率が低かった年度は平成17年度の試験で2.62%となっており
その逆に最も合格率が高かった年度は平成25年度の10.10%となっております。
※平成26年度の試験においては補正措置が入り、合格点が180点から166点に下げられています。
詳しい合格率の推移については
一般財団法人行政書士試験研究センターの情報を確認してください。
http://gyosei-shiken.or.jp/bunseki/bunseki_suii.html
行政書士試験の難易度は?
行政書士試験の難易度に関しては
近年難化傾向に向かっております。以前の行政書士試験に関して言えば、市販のテキストを購入し独学で学習しても十分合格することが可能なレベルでした。しかし、2006年度から新試験制度に移行したことにより、暗記していれば正答が導きだせる問題から、法的思考力が必要になる問題へと質的な変化が現れたことによって、難易度は難化してきています。
また、記述式問題についても最近は、事例問題も出題されるようになり、実践的な知識も必要になってきています。
行政書士試験の試験対策はどのようにすればいいの?
上述したとおり、行政書士試験は難化傾向にあり、独学で合格することが難しくなってきております。
行政書士試験に合格するためには学習の量もさることながら、学習の質を上げていく必要があります。
つまり、法における制度や主旨。根拠などをしっかり抑えて、丸暗記に頼らないように学習をしていくことが必要になってきます。
また、過去問を分析し効率よく学習を進めていくことも必要になります。実際、上記のことが独学でできる受験生の方は、予備校や通信、家庭教師をつけなくても合格することは可能になります。
しかし、短期で行政書士試験に合格をすると考えた場合、
費用はかかりますが、予備校や通信、家庭教師をつけて学習をした方が結果として、短期合格する可能性が上がるので、費用対効果としては安くつくことがおおいにあります。
まとめ
行政書士試験の難易度は上昇傾向にありますが、まだまだ法律初学者でも短期合格が可能な試験でもあります。
行政書士の資格は取得すれば独立開業の道もあります。また、行政書士の仕事は数万種類とも言われています。まだまだ可能性に溢れた職業ですので、行政書士試験合格後も色々なことにチャレンジすることができます。
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