建設業許可

尼崎・西宮で建設業許可を取得するために役立つエントリー

500万円以上の工事を請負いたい場合等のケースでは建設業許可を取得する必要があります。

建設業許可は多くの条件を満たしたうえで申請を行わなければ許可を取得することができません。

また、各都道府県でも疎明するための書類が異なっている等、許可を取得するための難易度は高くなっています。

特に、兵庫県においては建設業を営む本店の所在地によって建設業許可申請を行う場所が異なります。

そこで、今回は「尼崎」「西宮」で建設業を行っている建設業者の方が建設業許可を取得するために気を付けておきたいことを考えていきます。

一般的な建設業許可申請については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

尼崎・西宮の建設業許可の申請先は?


尼崎・西宮で建設業許可を取得したい場合に、許可申請を行う申請先は「阪神南県民センター西宮土木事務所 建設業課」が申請先です。

その他、「芦屋市」で建設業許可を取得した場合も「西宮土木事務所 建設業課」が申請先になります。

「阪神南県民センター西宮土木事務所 建設業課」の情報は以下のとおりです。

阪神南県民センター西宮土木事務所 建設業課

住所:〒662-0854西宮市櫨(はぜ)塚町2-28
電話/FAX:0798-39-1543/1545 0798-23-7790
管轄:尼崎市、西宮市、芦屋市
分掌事務:建設業許可、経営事項審査、解体工事業者の登録、宅地建物取引業免許事務、宅地建物取引士資格登録など

上記が「阪神南県民センター西宮土木事務所 建設業課」の情報です。

伊丹市や宝塚市で建設業許可の取得を検討している建設業者の方は以下の記事を参考にしてください。

西宮土木事務所 建設業課での申請をする際の注意点


西宮土木事務所 建設業課にて建設業許可申請をする場合の注意点について、以下に記載していきます。

実務経験証明書は工期の始めから1年をカウントする

例えば、平成25年3月に工事が完了している場合、平成25年3月~平成25年12月というような記載の仕方になります。

そのため、実務経験で「専任技術者」の資格を証明したい場合は、記載の仕方に注意が必要です。
「実務経験証明書」及び「専任技術者」については、以下の記事で詳しく記載しています。↓

実務経験で建設業許可を取得する場合は確定申告書10年は必須

実務経験で建設業許可を取得する場合は、「10年分の確定申告書」が必要になります。

10年分の確定申告書(個人or法人)を提出することで、建設業を行い、実務経験があることを証明するため、必ず準備をするようにしなければなりません。(請求書等も必要になります。)

10年分の確定申告書が準備できない場合

10年分の確定申告書が準備できない場合、建設業許可を取得するための難易度が大幅に高くなります。

少なくとも5年分の確定申告書は必要(経営業務(常勤役員等)の管理責任者の資格を疎明するため)になりますが、それ以前の確定申告書が準備できない場合は、以下の方法で取得できる可能性があります。

・取得したい業種の建設業を行ったことを疎明する請求書や注文書、請書など
・上記請求書等の請求先からの入金履歴がわかる預貯金通帳の写しなど

上記の書類が準備できるなら、10年分の確定申告書が準備できない場合でも、建設業許可を取得することができる可能性があります。(あくまでも可能性ですので、個別に対応が必要になります。)

経営業務の管理責任者(常勤役員等)については、以下の記事で詳しく解説をしています。↓

兵庫県収入証紙は西宮市食品衛生協会で購入

建設業許可を申請するにあたり、「兵庫県収入証紙」9万円分が必要になります。

こちらは上記「西宮土木事務所 建設業課」では購入できませんので、注意が必要です。

兵庫県収入証紙の購入場所は、「西宮市食品衛生協会」が最も近い購入先になります。

こちらは、西宮庁舎の近くにありますが、西宮土木事務所からは徒歩7分程度かかりますので、少し距離があることを知っておいた方が良いです。

西宮食品衛生協会の情報

西宮食品衛生協会の情報は、以下の通りです。

・住所:西宮市六湛寺町10番3号西宮市役所西館1階
・電話番号:0798-35-8952

となっています。

まとめ


今回は「尼崎市」「宝塚市」で建設業許可の取得を検討している方に向けて考えてきました。

建設業許可を取得するには多くの条件をクリアし、書類を作成していく必要があります。

建設業許可の取得については、行政書士等の法務の専門家に相談する方法も有効な選択肢の1つです。

当事務所でも兵庫県で建設業許可を取得したい建設業者の方のサポートを行っていますので、許可取得を検討している事業者の方はお気軽にご相談ください。

今回の記事が建設業許可の取得を考えている方の参考になれば幸いです。

以下の記事もよく読まれていますので、ぜひ参考にしてください。↓

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