海外の銀行口座を開設する時や、海外勤務をする時、海外で会社の設立をする時等に、パスポートの認証が必要になるケースがあります。
そこで、今回は公証役場でパスポートの認証をする方法について解説をしていきます。
パスポートの認証が必要な人の参考になれば幸いです。
パスポートの認証とは
パスポートの認証とは「パスポートのコピーが本物と同じものである」ということを第三者に証明(認証)してもらい、このコピーが「本物に相違ない。」という文言を加えてサインをした書面のことを言います。
パスポートのコピーは「私署証書」ではないと判断されるため、宣言書を作成し、この宣言書に認証(公証)してもらうことになります。
また、必要があれば公証役場でアポスティーユもつけてもらうことができます。
パスポートの認証に必要書類
公証役場でのパスポートの認証には以下の書類が必要になります。
・パスポートの原本
・パスポートの写し
が必要です。
以下に宣言書の参考例を掲載しています。↓
<参照:丸の内公証役場ホームページより>
公証役場はどこにある?
日常生活を送っていると公証役場にいく機会はないと思います。
公証役場は日本全国にあり、日本公証人連合会から公証役場一覧が公表されていますので、以下のホームページを参考に最寄りの公証役場でパスポートの認証を受けることができます。
ただし、公証役場に認証を受ける場合は必ず事前に公証役場に連絡し、予約をしておく必要があります。
予約なしで行った場合、別の案件を対応していることが多いため、出直しになるので必ず予約をしてください。
まとめ
今回はパスポートの認証について考えてきました。
パスポートの認証については、行政書士等も代理で手続きを行うことができるため、忙しくて中々公証役場に行くことができない場合等は、一度、行政書士に相談することも効率的に認証ができる方法です。
今回の記事が、パスポートの認証を検討している方の参考になれば幸いです。
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